来る令和6(2024)年11月23日㈯・24日㈰に『京都参禅会』を開催いたします。
仏教語大辞典(中村元著)によりますと、【参禅】とは『師家(しけ)について坐禅を修すること。禅の修行をすること。参は人が多数集まること。多数の人がともに坐禅を修すること』とあります。
また、同じく【師家(しけ)】とは、『禅の指導者。さとりの印可を受けた指導者。修行者を導くにふさわしいすぐれた禅者のこと』とあります。
この度の京都参禅会は、在家、出家、宗旨、宗派の別なく、僧俗を越え、宗派を超えた禅へのいざないの布石として企画させて頂きました。
これまで坐禅をしたことがない人も、これまで坐禅をしてきた人も、僧侶でなくても、僧侶でも、禅僧でなくても、禅僧でも、分け隔てなく集い、坐禅を修してみませんか。
禅とは何か?
坐禅とは何か?
心とは何か?
今とは何か?
菩提心とは何か?
坐禅を志す上で、生きていく上での疑問、人としての疑問等々、それらを臆せず、投げかけてみてください。必ずや、井上希道老師がお応えしてくださります。
【菩提心(ぼだいしん)】とは、『さとりを求めて仏道を行おうとする心、さとりに向かおうという願い、さとりを求めて世の人を救おうとする心、一切衆生をば悉く度し尽くさずにはおかぬという心』【悟(さとり)】とは、『覚悟。証悟。真理に目覚めること。また、その体験の自覚的内容をいう。真実の智慧』と、同じく仏教語大辞典(中村元著)にあります。
文字だけで臍落ちすることはありません。
是非とも、井上希道老師の元にご参集くださいませ。
以下、坐り方についての井上希道老師のお考えを、道主であられます少林窟道場ホームぺージより抜粋掲載させて頂きます。
坐り方に拘る必要はありません。道元禅師撰『普勧坐禅儀』等で説かれている通常の坐禅の仕方で良いし、あぐらでも正座でも良いのです。足を伸ばしても椅子でも構いません。体の調子によっては座ることさえ出来ない場合もありますが、心を解明するのには何ら支障はないのです。どのような姿勢であれ心は心であり、一瞬は一瞬です。しかし、身体を正すことは一瞬を見失わないための必要な緊張感を継続する最高の体位です。それだけが大切なのではありません。最も大切なのは、今を守ることです。
何卒、この貴重な機会をお見逃しなく。
ここまで読み進めてくださいまして有難う御座います。少しでも琴線に触れ、短時間であろうと覗いてみようかな?そのように感じて下さいましたお方様のご参加も心より大歓迎申し上げます。
道の為、法の為、何卒宜しくお願い申し上げます。合掌
◆京都参禅会 開催概要◆
指導:少林窟道場(広島県竹原市忠海床浦2-10-1)
第五世 井上希道老師
日時:令和6(2024)年11月23日㈯13時半~24日㈰16時
どちらか1日のみの参加、途中参加、途中退場など出入自由
法話のみや短時間のみの参加、初心者の方の参加も大歓迎
会場:黄檗宗大本山萬福寺(京都府宇治市五ケ庄三番割34)
JR奈良線・京阪宇治線『黄檗駅』徒歩5分
直接、萬福寺内『松隠堂(しょういんどう)』にお越し下さい。
費用:各日4,000円/お一人様(全額開催経費として充当致します)
短時間などの変則的な参加者様の費用は、応相談とさせて頂きます。
申込:黄檗山塔頭宝蔵院(京都府宇治市五ケ庄三番割34-4)
☏0774-31-8026 ✉komatsu269@outlook.jp
※ご不明な点やお問合せ等は,宝蔵院までお願い致します
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